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徒然もの書きぱん

適当にアニメとかについて書いてます。今期は何について書きましょうか。

俺ガイル2期11話の感想と考察と葉山の選択|やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

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はじめに

 こんにちは。

 11話俺ガイルは駆け足だったかなーという印象ですが、まあいつも通りかなって気がします。今回も内容のまとめと感想・考察を別の記事として出したいと思います。こちらは感想・考察になります。
 それでは始めますー!まとめとこの記事の両方を開きながら見るのがいいと思います。www.palepalette-blog.com

感想・考察

怒った葉山

 俺ガイルを見ていて八幡以外に怒った姿を見たのは初めてかもしれない。雪乃と過去に何かあったのは間違いなさそう。それを見て動揺した優美子はきっと、自分は隼人のことについて知らないことが多い。隼人とこれ以上仲良くなるためには隼人の過去を知る必要がある、と考えていたのだと思う。
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いろはの発言の後に雪乃の反応

 葉山と付き合っていたのかということ。雪乃も葉山もそのことについて過敏に反応しているように見える。
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あざといろはす

 相変わらずいろはのあざとさは神がかってるというかなんというか。自分を可愛く見せるツボを理解している。
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 また今回目立ったのが口元の演出。人が何を考えているかは口元を見ればなんとなくわかるため、それをうまく利用していたように感じた。この口元にセリフをつけるなら、「ちょろい」がいいと思う。
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八幡が気にしていたメガネ

 あのメガネは雪乃へのプレゼントだった様子。部活でパソコンを見る機会があるために気を利かせて購入した模様。結衣的には似合っているようだが個人的にはあまり。
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優美子が葉山にかける想い

 隼人と雪乃から何かを隠そうとしているように見えたからこそ優美子は不安に感じているのだろう。しかし、優美子は葉山の過去が気になっている気持ちはあるが、これからも一緒にいるためにこれから隼人がどういう選択をするのかが気になっているのだ。だから葉山が選択する方を選択しようとしている。
 その想いに対する結衣の、

結:変じゃない。全然変じゃないよ。いっしょにいたいって思うの、それってすごく当たり前のことだもん。
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というセリフがとても良かった。自分たちが乗り越えたからこそ説得力のある、自分は間違ってなかったという心のこもったセリフだった。

戸塚と八幡の関係性の変化

 今まで八幡は戸塚のことをマスコット的に扱っていたが、まじめに戸塚と会話している。また、

彩:結構ちゃんとやってるでしょ。ちょっと頼りないかもだけど。
八:いや、頼れるさ。まだわかんねーけど、そのだな、でも多分頼れる。
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彩:うん!
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という会話。八幡が頼れるのは結衣と雪乃と小町の3人だけだが、戸塚もその中に入るということを指しているのだろう。それに対する戸塚の対応も好感がもてる。

あざといろはす

 なんでわざわざこんな近いのにかわらしい走り方をしてくるんでしょうかね。別にきらいじゃないけど。雪乃と結衣がいることに気づいてから手を放すのは反感を買わないためだろう。
 ひとつ気になるといえば、ふたりとも嫉妬していないことだろうか。だんだんといろはと八幡の距離感に慣れてきているのだろう。
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マラソン大会のポスター

 マラソン大会の伏線がないと思っていたがここにあった。それにしてもポスターの内容ががひどい…。なんですかねこの厨二感満載のこの感じは。
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陽乃のラスボス感

ひとりでやるようになったと思ったら、まーた人に頼る。ちっちゃい頃はそれも可愛かったんだけどねー。自分でよく考えなさい。
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 雪乃の問に対する陽乃の対応が冷たすぎるが、個人的にはこの言葉は好きだ。人に頼れば何でも答えは出てくるが、自分で考えた答えだからこそ意味がある。
 この言葉の裏にはいままでの雪乃と陽乃の関係が詰まっている。雪乃はなんでもわかる陽乃にあこがれていて、だからこそ人に何も尋ねずに自分で答えを出し間違ってきた。それがクリスマスまでの雪乃だった。しかし自分で答えを見つけることができないことに気づき、人に頼りながらも自分の中で納得した答えを探っていく方向に変わっていったのだろう。この考え方の変化から、あこがれであった陽乃を追わなくなったことが分かる。

 また、八幡に送ってもらっている最中の言葉、

比企谷君、ちゃんと聞いておいてよねー。今度答え合わせね。

答え合わせは答えを知っていないとできない。要するに陽乃は雪乃の答えを知っているのだ。自分に憧れているから自分と同じ理系を選択すると。

葉山が期待していたこと

 遊園地での会話であったとおり、葉山は八幡を褒めていた。八幡に期待していた。陽乃のセリフから、求めた見返りは葉山自身のことであることが分かる。葉山は八幡に自分の考えを見抜き、自分にアドバイスを与えることを期待していたのではないかと思う。だからこそ八幡にだけ本音で話していたのではないだろうか。

八幡が考える作戦

 戸塚に電話をして協力してもらえるように促す。作戦の目的は、葉山が逃げられない空間でふたりきりで話すこと。作戦内容はマラソン大会でその空間を作るためにテニス部に協力してもらうことだ。そのため、スタート直後にテニス部員が先頭集団の先頭で前に出にくいように固めている。その隙に葉山との会話を試みる。
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葉山が望んでいたもの・とった行動

葉山が望んでいたもの

 それはみんなの望む葉山隼人を辞めることである。いつでも期待され、いつでもその期待に答えなければならない。そういうキャラを辞めたいのだ。葉山は仲間が馬鹿にされることを極端に嫌う。それは自分の本音をつきつけられているからではないだろうか? そう考えていたからこそ優美子と仲良くなり、優美子が告白しないように心地のよい空間を作った。そうすることで安定感のある時間をつくろうとしたのではないだろうか。
 と思っていたのだが、違うかもしれない…。葉山の行動理念は近づきすぎないである。近づきすぎると特定の相手を幸せにし、それ以外を不幸にしてしまう。その都合のいい部分が見られ、行動理念が否定されたことに怒っているのではないだろうか? そう考えると葉山が怒っているのも腑に落ちることころがある。

 八幡のセリフ、

苦行の折り返し地点に近付いた時、人はどう思うだろうか。まだ半分もあると絶望するか。あるいはもう半分も来たと安堵するか。多くの場合、そのどちらかだろう。そして、そのどちらかの感情も人の心にすきを作る。だから、ここまで無茶をした。

これは葉山のことを指している。2年も終盤になり折り返し地点に入った。あと1年ちょっとでこの仲間との関係を終えることができる。今回生まれた隙というのが、葉山らしくない文理選択の対応の悪さであろう。

葉山のとった行動

俺は君が嫌いだ。君に劣っていると感じる。そのことがたまらなく嫌だ。同格であって欲しいんだよ、君に負けることを肯定するために。だから君の言うとおりにはしない。

 葉山は八幡に対して劣等感を抱いている。だから八幡のいうことを聞きたくない。でもその劣等感を認めたくないのだ。葉山が負けていることを認めるためには八幡と自分が同格にならなければならない。自分が自信を持ち八幡と同格になった時、初めて八幡の言うことを聞くことができる。それまでは劣等感を認めないために八幡の言うことには従わないと決めているのだ。

八:悪いな連覇を阻止しちゃって。
隼:いや、勝つさ。それが、俺だ。それに、君に負けたくないんだよ。
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 ここで1着になれないということは、連覇を阻止されたということ。葉山は八幡の言ったことが本当にならないように1着になると言っている。1着になれば八幡の発言に勝てるからだ。

 葉山が八幡に劣等感を抱いているのと同じように、八幡も葉山に劣等感を抱いているであろう。宣言通りに事をこなそうとする葉山をかっこいいと思い、自分にはできないと感じているからだ。そのことが横たわる八幡のセリフから伝わってきた。

救われた優美子

 葉山が優美子の名前を呼び、大切にされていると感じている。本当に大切にしているかどうかは葉山しか知らないが、優美子自身はとても満たされたような顔をしている。
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雪乃と八幡の距離と結衣

 八幡と雪乃の保健室でのシーンでは、互いが互いを想い合っていることが伝わってきた。八幡を邪険にする態度は相変わらずだが、そのやりとりにも悪意は感じられない。向かい合うシーンではお互いの距離が思っている以上に縮まっていることに気付かされた。この口元にセリフをつけるなら、「好き」だろうか。わかりません。
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 それと扉の向こうにいた結衣の表情だ。結衣は八幡のことが好きだ。これは1期の時からずっとであり、その思いを表現するようなシーンもたくさんあった。だからこそ、結衣の心境は複雑だろう。八幡と雪乃が仲良くなることは単純に嬉しいはずだ。でも八幡と雪乃が好き同士だったら、自分が八幡と付き合うことはできず、さらに自分の居場所も失ってしまう。それが嫌なのだ。寂しいのだ。それがこの表情だと思う。
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 また、文化祭の後夜祭では全く参加する意志を見せなかったのに対し、今回はしっかり参加している。八幡と雪乃の心境が変化していることがクラスに対して近づいていることが分かる。

葉山の発言の意味

気づいてないのか?

隼:やっぱり彼女は少し変わったな。陽乃さんの影は追っていないように見える。けど、それだけのことでしかない。
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八:いいんじゃないの、それで。
隼:気づいてないのか?
八:何を。
隼:まあ、わかってないならそれでもいいか。

 気づいていないのか、とはどういうことだろうか? 陽乃の影を追っていないということは、自分らしさを求めているということ。それはクリスマス会でわかったことだ。つまり葉山がいいたいことは、陽乃とは違った雪乃らしさを求めているように見えるが、それでは陽乃に追い付くことはできない。陽乃から受ける劣等感から逃げることはできない。今のままでは陽乃から逃げているだけであり、陽乃と向き合っているわけではないということではないか。最終的には雪乃は陽乃と向き合う必要がある。そのことについて言及しているのではないだろうか。

進路を言わなかった理由

八:じゃあなんで誰にも進路を言わなかったんだよ。
隼:それしかなかった選びようがなかったものを選んでも、それを自分の選択とは言わないだろ。

 葉山が進路を誰にも言わなかった理由は、葉山が選ぶ進路にみなついてくるからだ。みなが葉山といっしょにいたいと思っているからこそ、みなが葉山を選択するルートを選ぶ。これは傲慢な考えではあるが事実だ。
 葉山が話している言葉の主語は葉山ではないみんなだ。みんなが自分の選択をするために、自分は選択肢を絞らせる訳にはいかない。だからこそ黙っていたのだ。

俺は選ばない

そうやって面と向かって言われたのは、初めてかもしれない。それでも、俺は選ばない、なにも。それが一番いい方法だと信じてる。自己満足だよ。
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 葉山が選ばないものとはなにか。特定の誰かだ。特定の誰かを選ぶことで他の人が不幸になる。誰も不幸にならないことが幸せだと考えているのである。
 しかしそれでは、本当に誰か幸せにすることはできない。幸せとはある種の独占であるからだ。それを理解できているからこそ、自己満足と言っているのだ。

まとめ

 駆け足でしたが個人的には考えるポイントが結構あったので満足しています。作戦に関しては少し穴があると感じたので、実際にはもう少し細かく描かれているのではないでしょうか?
 次の話数からまだ発売されていない11巻との噂ですが、どのように始まってどのようにこのアニメが終わるのやら。楽しみですけど不安もあるというのが正直な気持ちですかね。
 今週の予告もまともだったので紹介します。

優:そっかー。隼人、文系行くんだ。じゃあ、あーしもそれでいいかなー。
雪:そんな簡単に決めてしまっていいの?
優:あーしやりたいこととか別にないし。受験は浪人できるけど、これってそうはいかないし。
八:大変だぞ、あれの相手は。
優:は?ヒキおに言われるまでもないんですけど。そういうなに? めんどいのも含めてさ、やっぱいいって思うんじゃん。
結:そっか。もっと簡単でよかったんだ。

 結衣の決断の回になりそう。楽しみです。

 以上です。それではまた別の記事でお会いしましょう!!www.palepalette-blog.com