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徒然もの書きぱん

適当にアニメとかについて書いてます。今期は何について書きましょうか。

アニメ『甘々と稲妻』1話の感想 ~おいしいご飯が家庭をつくる~

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 こんにちは。

 2016年夏アニメ『甘々と稲妻』が始まったので感想を書いていこうと思います。ギャグの入れるタイミングといい話の魅せ方といい最高だったと思います。
 今のところ毎週の更新を予定していますが、正直どうなるかわかりません。赤髪の白雪姫の時のように途中で終わらないように頑張ります。

感想

 まず最初に感じたのは、主人公の公平は娘のつむぎが大好きだということ。そしてつむぎも父親の公平が大好きだということ。それを日々の生活のスキンシップから十分に感じ取ることができた。

食事は何のために?

 今回の1話では、公平が食事を口にするシーンは小鳥の家でだけである(正確にはアイキャッチも)。小さい娘がいるにもかかわらず、一緒にご飯を食べないというのは非常に違和感のある描写であった。妻を亡くして以降、公平にとって食事がコミュニケーションをとるためのものではなくなったのだと思う。
 そして自分が料理ができないこともあって、つむぎにはコンビニ弁当を食べさせていた。つむぎはコンビニ弁当が好きになれずにいつも残し、食べた後はコミュニケーションをとろうと公平に話しかけていた。食事がコミュニケーション手段ではなくなった公平とは異なり、つむぎにとって一人で食べるご飯はつまらない。そんな時間を早く終わらせたいという気持ちがあり、ご飯を食べた後はすぐに話しかけていたのだと思う。
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 しかしつむぎがお母さんに作ってもらいたいと口にしたことで、公平はつむぎにおいしいものを食べさせたいと無我夢中で走りだしたのだと思う。コンビニ弁当ばかりを食べさせていた申し訳無さが一番の理由ではないだろうか。
 そして公平は料理を作っている小鳥の姿を見て妻を思い出し、同時に食事の意味を思い出たのではないかと思う。当時は料理が家庭の中心にあり、それが今は失われてしまったと。しかし幸せそうに小鳥が一生懸命つくったご飯を食べているつむぎを見て、取り戻したいと感じたのではないかと思う。たとえ自分の料理の腕がどれだけひどくても、つむぎと一緒にご飯を食べることが幸せにつながっている。そしておいしいご飯をつくれるようになって、つむぎの幸せそうな顔が見たいと考えているのではないだろうか。おいしいご飯で幸せだった家庭を再びつくろうと意気込んでいるのだと感じた。
 そんな公平の言葉を聞いたつむぎの言葉は「お父さんと一緒ねー!」だ。ひとりさみしくご飯を食べていた姿が目に焼き付いているからこそ、つむぎのこの言葉は心から嬉しかった。お父さんと一緒の楽しいご飯になってほしいな…。
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気持ちのこもった料理は過程まで含めて食事

 桜の木の下で小鳥が一人で食べていたおにぎりと同じように、小鳥が一生懸命炊いたご飯も同じだけの気持ちがこもっている。気持ちを込めた料理は過程を含めてひとつの味であり、楽しみ方である。
 小鳥は鍋でご飯を炊いた経験にもかかわらず見栄を張ってご飯を炊き始め、炊き方がわからず母親に電話する。そんな姿を見てしまって公平は不安になりながらも、最後まで見守っていたのは炊きあがりが楽しみだったからであろう。そして炊きあがったご飯に詰まった努力をしっているからこそ、より一層おいしく感じたのではないかと思う。
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 そしておいしく感じたのは公平だけではなく小鳥も同じであった。炊きあがりの「お米が炊けましたよー!!」という嬉しそうな言葉からも分かる通り、小鳥自身自分で炊いたお米が楽しみでしょうがなかった。不安だったけれどそれ以上に楽しみしていたからこそ、蓋を開けた時にあれだけの笑顔がこぼれたのだろう。
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ほっこりと感じられる子どもらしさ

 5歳のつむぎからは元気で素直な子どもを感じることができた。テレビ番組を楽しそうに見る姿からはもちろん、「ごちそうさまでしたー!」や「食べるところ見てて―!」などひとつひとつの発言から子どもらしさがあふれていた。小鳥の家での「うんこ?」など子どもが使いたがる言葉をチョイスしているのも良かった。父親の「引っ込んじゃった」など含めて、親子らしいやり取りができていたのも大きな要因であると感じた。
 それだけではなく、つむぎを演じている声優さんが10歳というのも大きかったと思う。『ばらかもん』でも感じていたことだが、子ども役を実際の子どもがやることによって、当たり前だがより子どもらしさが増す。それによる作品のほっこり度もあがり、引き込まれる作品になっていく。子役を使うというのは難しいところもあると思うが、『甘々と稲妻』は良い方向に転がっているのではないかと思う。
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 『甘々と稲妻』は良さが詰まった作品になっていたと思います。原作を読んでいることもあり気になっている作品でしたが、アニメならではの良さが出たのではないかと思います。おいしいご飯で幸せになっていく3人が見られますようにー!

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

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